コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

広告在庫の概念がわかりにくいのであっさり味にまとめる

仕入れてないのに在庫って何やねん。という流通視点で行くとだいぶ混乱するので整理

その前の大前提

Web広告においてはエンドユーザーに表示される数がすべての根底にあり、その表示される数のことをインプレッション(略称:imp)と呼ばれる。

Web広告における在庫とは

基本的にはこの広告の表示が成立がすると、その表示にたいしてお金がはいるのがWeb広告となる。

そのため、広告を表示するWebサイトとしては「広告を表示するとお金が入る」ということになり、言い換えると「広告の1インプレッションを売る」ということになる。その考え方の流れに準ずると「 広告1表示 というものを売る」という考えになるので、広告在庫 = インプレッション数となる。

一般概念の在庫と乖離する部分

在庫は確実に用意できない場合がある

広告在庫というのは「ある一定期間のimpの予想値」であるので、必ずしもそのPVがその期間に取れるとは限らない(『その期間にサーバートラブルを起こしてページが表示されない』などで予想とズレるなどはある)

そのため、在庫を作るためにリアルタイムで工夫する必要があったり、他のページから無理くり誘導させる必要などがある。

在庫が余る

当該枠に関して枠があるが、買い手がいないのでただただ表示してimpを得れるが、広告がない状況になる。このような場合のことを在庫が余るなどと表現される。商品在庫はあるのに買い手がついていないと考えるといいと思う。

参考リンク