普段はRailsのWebサービス開発エンジニアのような仕事ですが、昔からUnityでなにか作りたいマンなので刺激をもらいに夏休み使ってUnite Tokyo 2019 - Unityに行きました、の1日目です。
各発表の感想
※資料リンクはきれいになったら整理します
現実とデジタルを融合する『HoloLens 2』と『Azure Spatial Anchors』解説
感想
- HoloLens2からは写った手を認識して指のレベルまで判定できると聞き、グローブとかいらんやんという気持ちになる
- Mixed Reality Toolkit に関してはiPhoneやAndroidでも(ハードが要件満たしていれば)使うことができるので、これが協力につながれば結構いろいろできそう
- リアルタイムデモでビデオチャット上で共有できるアプリ(Dynamics 365 Remote Assist)がすでにあり、そこにアプリケーションとして追加で機能が載せられるのは魅力的だなと思った。
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中の人がいない!?音声対話型AIサービスを使ったバーチャルキャラクターの作り方
感想
- docomoの新しい対話型エンジンの活用事例の話
- VRキャラを作ってそのキャラと自然に会話をさせるアプローチ
- 対話シナリオは結構地道に微調整をしているとのことだった…
- 普通のエンジンは使い勝手よさそうだったが商用で使うには結構パワー使いそうだなと思ったり。
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- xAIMLとは? | SUNABA - xAIMLってなんだろうと思ったら独自仕様だった…
- ドコモAIエージェントAPI : ご利用料金 | サービス・ソリューション | 法人のお客さま | NTTドコモ - よいお値段する
今すぐ現場で覚えておきたい最適化技法 ~「ゲシュタルト・オーディン」開発における最適化事例~
感想
- 奇しくも9/26にクローズするサービスのチューニング事例
- 自分がやっていたころよりもAsseBundleのアプローチ増えてるよなぁと思うし、なんかおっかけたい気持ちにもなる。
- 遅延評価と即時評価ってC#ではこういう感じなんだと思いつつも、他の言語もどうなるんだろうみたいなことはちょっと整理したいなと思った
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AWS for Unity Developers
www.slideshare.net
感想
- 最近の活用事例に関しての話などなど後半は主にGameLiftの話
- すごくクローズドなネットワークでない限りはビルドはUnity側が用意してくれているからなんともな感じに。
- GameLiftもところどころJSなのでピュアなゲーム開発者の人は使い勝手悪そうかもなとか思ってしまった。
- 普段仕事でAWSを使っている身からするともうちょい良い活用法ないのかなとか聞きながらぼんやり考えていた。
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- 大規模ゲーム開発における build 高速化と安定化
- Fate/Grand Order における大規模なデータベース移行と負荷試験 - 発表中言及のあった資料、結構細かく書いてあるので経験談資料としてはすごくよい
たのしいDOTS〜初級から上級まで〜
www.slideshare.net
感想
- メモリから実際にパフォーマンスに反映できるフレームワークとして確立させているのがすごい
- 話を聞いていると関数型のアプローチを実践していく話なので、いままでの手続き型ともオブジェクト指向とも違う脳みその使い方をする必要がある。ただ物理と数学が強い人には容易そうな領域
- 後半のTipsは物理と3DCGの話だったので鍛錬を積まねばいけないという気持ちになった…
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Google Cloud for Games 〜オープンソースからマネージドサービスへ〜
スライド公開等々なし
感想
- 詳しいことはSNS投稿禁止みたいなところだったので公開情報で感想をば
- k8sを使ってゲームサーバーの割当の仕組みをオープンソースで作っているとのことで良い話
- もうひとつはマッチメイキングのシステムとして
OpenMatch
というのをUnityとGooogleで作っている。これも実績を聞く限り良い感じ。というかリアルタイムマッチングなので別にゲーム問わず使える部分はありそうだった。
関連リンク
開発から運用まで、デベロッパーをサポートするUnity Services
www.slideshare.net
感想
- Unity社が提供する開発に便利なツール、ダイジェストでご紹介的なもの
- セキュリティとかが一般レベルであればチーム開発には便利な機能揃っているし、AnalyticsもFirebaseのゲーム特化版みたいな品揃えになってきて餅は餅屋みたいな戦い方してる。GDPRもきっちり対応済み。
- 機械学習のGameTuneはちょっと普通の機械学習プラットフォームと何が違うのかイマイチわからなかったので全貌が明らかになったら見てみたい
関連リンク
基調講演とか含めた1日目の感想
- 基調講演はリアルタイム3Dに関してのお気持ちとそれに対しての周辺技術や活用事例の話がすごくとりあげられており、ゲームのエンジンだけではない活躍の場を着実に広げている印象だった。ここらへんは各種記事にまとまると思うので出たら補足でリンク貼ります。
- 皆さん言ってるけど、とにかく食事がすごい、なにか食べたいと思うと絶え間なく何かしらある。ホテルという立地がすごく効いてる。(ただその分wifiがないのがちょい残念)
- デモとかは外から眺めてて満足感があったので試してないが明日は時間があれば試したいお気持ち。
- 一般サービスのサーバーサイドエンジニアとしてぼんやり回ってたけど、それでもDOTSの考え方の説明はわかりやすかったし、すごく真似できる部分無いかなとか思ってしまいました。