コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

『Unity++ 〜ショートセッション勉強会 presented by Unity部〜』に行ってきたよメモ

Unity++ 〜ショートセッション勉強会 presented by Unity部〜 - Unity Meetup に言ってきたのでそれのメモ

各発表の感想

※資料スライドは見つけたら貼ります。


Democratized Unity Package Manager

twitter.com

感想

  • Unityでもパッケージ管理かぁ…!と思ったらnpmのフォーマットに乗っかるという手法はびっくり
    • でもよく考えたらcocoapodsもRubyのgem踏襲してるし似たようなものかとも思ったり
  • ゲーム開発ってクローズドにライブラリ管理する文化がありそうだからそういうところではとても役に立ちそう。かつネット上を毎度参照だとサーバが落ちているときに対処できないのでそこらへんのローカルコピーを持つみたいな対策も取れそう
  • publicでライブラリの提供ができるといいなと思う半面、アップデートが難しいゲームというジャンルで悪意のあるコードが入ると手直し大変かもなと思ったり(npmではトラブルあったりしたので)

関連リンク


よーし、パパ Cinemachineを2Dプロジェクトに適応して遊んじゃうぞー

感想

  • カメラのメタ的な考え方が盛り込まれた機能だな…と思ったし2Dのカメラワークってここまでラッピングしてくれるんだという感じがした
  • モバイルでも大丈夫なのかなこれとか思ったけど、いまのモバイル性能高いからそこまで心配ないのかな…
  • 本筋ではないけど「いい感じ」ってどこでも起きる話だよね…とか思った。

関連リンク


アクションゲームにおけるポーズ系演出の難しさと解決法

スライドは公開されたら貼ります

感想

  • 特定の対象だけ全体の時間の概念から切り離す方法の難しさと、それを解決するためのAssetの紹介
  • 対象オブジェクトが増えれば増えるだけ管理も煩雑にはなりますよね…とは思った
  • 対象ごとに時間の管理をするので、単純に考えるとそれだけ監視しなきゃいけなくなるのでそこらへんのパフォーマンス差異みたいのは気になった

関連リンク


Preview機能のプレビュー 公式Localizationパッケージの今

感想

  • 公式じゃない海外のAndroidマーケットに出せるようになったりするので、その結果ローカライズ増えるでしょ…!?からのローカライズ
  • テキストはできるのはもちろん、音声や画像に対してもマッピングができるの素晴らしいと思った
  • テキストは結構言語によって左よりや右よりなど阿鼻叫喚ポイントあるらしいので、音声とかのほうが適用はしやすそう。(Assetの関連性も巻き込めればだけど)

関連リンク


Unity開発者が知っておきたい.NETのこと

感想

  • Unityで使える、C#と.NETの話。
  • Untiy側で使える.NETの機能がもともと知ってるひとじゃないとわかりにくい部分があるのでそこをサポートする話でした。
  • Microsoft系言語は全然業務で触れてきてないのもあり、歴史的経緯みたいなしがらみのようなものも感じたし、直感的にわかりづらいな…と思った。

関連リンク


Unity サウンドTips 2019

感想

  • Unityのサウンド周りの話、主にご自身が発表されてきた振り返りとVRやADX2のお話。
  • 3Dのゲームになるとだんだんリアル世界の音声ミキシングと話がおなじになってくるんだな…と当たり前ながら感じてしまった。
  • 反響の計算とかライティング並に計算量掛かりそうなので、だましだましの手法は出てきそう
  • 全然本筋とは関係ないけど、実際に発表しながら手直しするあたり、Googleスライドの本気を見た

関連リンク


UniTask入門

感想

  • Unityに最適化されたTaskクラスであるUniTaskの話。
  • バックエンドサーバエンジニアやってると非同期処理って全然やらなくなるので、そこらへんと照らし合わせながら聞いてたけど、普通にそんな人でも直感理解しやすいので、そういう意味で使いやすさを感じた。
  • async/awaitはどの言語でも概念が浸透しつつあるのでちゃんと学び直したいなと思った

関連リンク


全体を通しての感想

  • Unity全然やれてないので勉強会でキャッチアップするマン(1年ぶり3度目)なので大変有意義な勉強会だった
  • 2Dゲームのつくりやすさは一昔前に比べたら断然あがってるし、C#という言語の使い勝手も格段にアップしてるので、普通にサンプルゲーム的なものを試作する時間を取りたいな…と思った
  • Unityで使われている概念は一定JavaScript世界観でも使えるので逆輸入する意味でも勉強するのアリだなと感じた