コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

律速という言葉はボトルネックと近い意味で使われる

カタカナ語と漢字のイメージがかけ離れ過ぎてて定着しないのでメモがてら

そもそものボトルネック

e-Wordの説明がキレイだったので引用すると

瓶(bottle)の首(neck)、隘路という意味の英単語。ガラス瓶の口に近い細くなっている部分のことで、液の流量(の最大値)は瓶の容量や他の部分の太さに関わらず、この部分の太さによって決まる。このことから、系全体の中で速度を律する、流れを最も妨げる要素を表す例えとして様々な分野で用いられる。- ボトルネック(ネック)とは - IT用語辞典 e-Words

砂時計のくびれの部分で流量が制限されるので、それで時間を図ることができる、のような意味。

律速ボトルネック

律速の元ネタは化学用語の「律速段階」

化学反応がいくつかの段階を経て進むとき、そのうちで変化速度が最も遅い反応段階。この反応速度で全体の反応速度が支配される。 - 律速段階(りっそくだんかい)とは - コトバンク

律速になる場所が「一番遅くなり、この場所にあわせて全体の速度が決まる」ということなので、ボトルネックとほぼ同じ意味になる。

参考リンク