コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

『銀座Rails#5』に行ってきたよメモ

銀座Rails#5 に行ってきましたのでメモ

各発表の感想

Rails Contributionと私

スライド公開しないのでメモ。

トークメモ

Railsコントリビューションに至るまでの体験談

OSS貢献をしようとしたきっかけ

  • 最初はOSS読もうから始めた
  • なんにもわからないまま、動いているからいいやとは思えなかった
  • 読んでいるとOSSのタイポとか機能不足に気づく

OSSにPRを投げ始めてわかったこと

  • 最初に簡易なPRを送ったら「これからもOSSに貢献してね」と言われた
  • OSSのやさしさに触れる
  • マージされなくても、勉強になって楽しかった。
  • 仕事以外のエンジニアと交流できる
  • Githubを通してコミュニケーションするので、GithubSNSだという感覚

RailsのPRへ

生活サイクルをPR

  1. 寝る前にコードを読んでPRを送る
  2. 寝てる間にレビューされる
  3. 起きたらレビューが終わっている
  4. うまくいけばヤギヌマ新聞に乗る

続けてわかったこと

  • 詳細実装を理解できるようになる
  • RailsガイドでもAPIドキュメントでも気づきがある
  • Railsコミッタの性格がわかってくる
  • Railsも人が作っており、地域Rubyコミュニティに参加するぐらいの気持ちになってくる

反省点

  • 基本は「完璧な解法としてのPR」と「提案としてのPR」があるが後者の方を多く出しすぎた。一般的には前者に取り組む数のほうが多い
  • Railsコントリビューションはまとめられている
  • Railsコントリビューションの話は発表があるのでそれを見よう

感想

  • OSSに貢献し始めるまでの体験談
  • RailsDMへの道のりいい、どこからその時間を捻出できているのだろうという気持ちになる
  • OSSへのPRのことを「ラジオ番組へのおハガキ」というたとえをしてて、とてもいい例えだなと思った
  • koicさんの話を見てヤギヌマ新聞読み始めようと思ったらパワーが途絶えていたのでコレを機に再開しようと思った。

関連リンク


モチベーション革命 〜テスト導入のきっかけと運用体制〜

スライド見当たらなかったので、トークメモ

トークメモ

モチベーションクラウドのテスト導入のきっかけ

  • チームとしてのモチベーションが引き買った
  • そこでチームメンバー全員で話あったら「テストがない」ということがあがった
  • そこでテストを書こうという流れになった
  • テストには以下の段階があると考える
    • 導入期 - 入れ始める時期
    • 環境整備期 - テストコードを行える土壌が整う期
    • 充実期 - テストコードが充実してくるとき
    • インフラ強化期 - 並行で実施するのをしなければいけないレベル
  • 「充実期」で発生した問題を考える

テスト通過がコードをマージする必須条件にしていたが、テストが20分以上かかる

テストが偶発的に落ちるようになった

rubocopの指摘を修正するのが辛くなった

  • 新人さんもいて、ホワイトスペースなど本質的ではないことで怒られることが増えた
  • 必須からrubocopの実行をはずすことにした

やってきて

  • 充実期はrspecが増えていくが、問題も多様になる
  • 偶発的にrspecが落ちると、コードを疑う機会よりもテストの実行ほうほうを疑ってしまうので偶発で落ちなくするのはとても重要

感想

  • テスト導入期の話。
  • parallel_testsは試したことないので、そういうのあるんだという学び
  • rspec-retryはテスト時間の増加にもつながるというツイートみて、たしかに扱い難しいよね…と思った

関連リンク


個人で作るWebサービス

感想

  • 個人開発をアシストするSaaSの話とturbolinksの有用利用の話。
  • どうしてもReactやVueを使う選択肢をとるとturbolinksをOFFにする選択肢になるので、その点においては全然知らないことを聞けてよかった
  • rspecなどで自分を縛るというのはすごい理にかなっているし、自分もやっていた手法なので、有用だよなーとつくづく実感。

関連リンク


全体を通しての感想

  • 全体的にやる気とかモチベーション向上につながっている話だったなという印象。
  • ヤギヌマ新聞の大事さを改めて実感したのでもうちょっとRailsを使うものとして向き合うべきだし、OSSにPRを送るというのもタイポレベルからやってみたいなと思った。
  • RailsDMPodcast #3 Google翻訳を駆使すればいけるみたいな話もあったので英語への拒否反応をなくしていきたい