builderscon tokyo 2019 の一日目に行ってきたよメモです
各発表の感想
※資料スライドは見つけたら貼ります。
対戦ゲームに学ぶ、フレームワークの設計技法とAIのアルゴリズム入門
#builderscon #bc100a 「対戦ゲームに学ぶ⁰、フレームワークの設計技法とAIのアルゴリズム入門」の資料や補足などはこちらにあります https://t.co/OdFWaycxME
— qsona (@qsona) 2019年8月30日
感想
- qsonaさんのバックグラウンドとそれをベースにした様々なゲームの「考え方」の作り方の話
- 将棋とかは人工知能で考え方にも使えそうだなという感じ。
- ゲームのルールを正しく定義していくことで矛盾が見えてくるというのはなるほどという感じ。
- ゲーム木は人工無能にも使えそう、というかサウンドノベル式のチャットボットとかはこれと同じアプローチで色々簡便に作れるのではと思った
- フレームワークのSimpleとEasyをこの流れで絡めてくるのはうまいなーと思って聞いてまいsた。
関連リンク
Mathematica崇めよBlank讃えよObject ~Free Wolfram Engineに向けて
スライドは下記ページから見れます
Mathematica崇めよBlank讃えよObject ~Free Wolfram Engineに向けて - builderscon tokyo 2019
感想
- 計算処理であるMathematicaにオブジェクト指向的なアプローチができることを説明していただいた
- オブジェクト指向言語が兼ね備えている機構とはなんぞや、みたいな話しに触れた感じがある。
- 全然Mathematica門外漢なので終始へーという感じ
- 全然別件ですがOOPってウープって読むってことを知る
関連リンク
- Wolfram Mathematica:最新の技術計算
- oopの意味・使い方|英辞郎 on the WEB:アルク -
略語のOOPの発音は「ウープ」
と記述がある
形式手法を使って、発見しにくいバグを一網打尽にしよう
今日の #builderscon で発表する資料です。https://t.co/HoogN5KX7m
— 鈴木穂高 / Hodaka Suzuki (@hoddy3190) 2019年8月30日
感想
- 形式手法に関してのかんたんな説明、そしてそれをプロダクトに導入できそうかという現在進行系のお話。
- 形式手法、全然知らないので大枠の説明をもらってとっても参考になった。
- 自然言語からモデリングにあてはめていくとその時点で矛盾に気づくことができるということだったので、自然言語から図表とかに起こすだけでも十分に効果は発揮できるのかもなとか思った…。
関連リンク
- 形式手法と AWS のおいしい関係。- モデル検査器 Alloy によるインフラ設計技法 #jawsfesta
- チェシャ猫さんを招いて、形式手法Alloyハンズオンを開催しました - pixiv inside
Ruby (off|with) the Rails
感想
- Ruby on Railsの正体と向き合い方からの発展話題として、強力なActiveRecordとそれら周辺の機能を乗りこなすには、ということのアイデアの紹介
- RailsはActiveRecordとDBと密結合、さらにViewとも強くつながっているが故に様々な破滅が発生するので、それに対しての対応策という形の紹介でどれも頭を縦にふるしか無い話題だった。
- APIだったらFormオブジェクトじゃないからCommandでしょ!っていうのはすごく理解できるんだけど、現場に同じ考えを持ち込むと「commandパターンと勘違いするから…」みたいなことになるのでぐぬぬってなる…。
- ちゃんと原理原則を理解して、RailsのEasyな部分をわかって戦うにはすごい正しい話。自分もこうしたい!と思いつつも習熟度の違うメンバーをこの認識まで揃えていくのはなかなかに骨が折れそう。
- おそらく従来からRailsと歩いて来た人たちとは違う切り口のアプローチだと思うし、この道は一つの道としてとても良い話だった。スライドが公開されたら読み直したい
関連リンク
PWAゲームを開発しネイティブアプリ化までした中での課題と対策
本日の登壇資料です! https://t.co/aHkz3Slbxk #builderscon
— Masaaki Goshima (@goccy54) 2019年8月30日
感想
- すべてのコードがクライアントに明らかになってしまう、というJavaScriptでどうやって立ち向かうかの話
- 完全な隠蔽はできないのでどれだけ複雑にするかに注力している感じだった。そしてとても泥臭い作業であり、大変だなと思わされた…。
- 画像アセットが価値を持つというビジネスなので、以下にしてビジネス資産を守るかということが大事だが、そこがパフォーマンスも伴ってとなると色々考えることが多いし、それの貴重な経験談を聞けてとてもよかった。
関連リンク
ビジネスの構造を扱うアーキテクチャとユーザとの接点を扱うアーキテクチャ
遅くなってすいませんが、昨日の資料を公開しました。 / ビジネスの構造を扱うアーキテクチャとユーザとの接点を扱うアーキテクチャ #builderscon https://t.co/ZkVJcfpcT6
— ベーシック焼肉 (@a_suenami) 2019年8月31日
感想
- アプリケーションの事業側の内容をSoR、それぞれの利用ユーザーをSoEと考え取り組んでいくというアプローチの説明。
- 欲求はビジネス側とユーザー側で異なるという切り口から攻めるのはなるほどなーとただただうなずくばかり。
- モデルは問題によって変わる、というのを地図で例えて「地球儀」「メルカトル図法」は解決したい問題が違うから表現が違う、という話でよりいいたとえをもらった。
- モデルやデータを中心に考えていくとこの考え方はすごくいい考え方だと思っていて、変え難いが割とビジネスの路線が固く決まっているモデルはSoRとして扱うあたりはかなり正しいアプローチだと思えた。
- 逆に固まっていないものはSoE的なアプローチを踏むべきだということにもつながるのでモデル組成の基準としてはなるほどなと思える部分が多かった。
- ただ内部の利用ユーザーも別アプリケーションに分けるアプローチをとるとRailsでつくったりするとパッサパサのRailsになっちゃうな…とか思った。
SoRにRails使うのはおよしなさいということなのかもしれないが
関連リンク
- System of Record と System of Engagement - Speaker Deck
- モデルとは何であって、何でないのか #kichijojipm - Speaker Deck
- ぼくがかんがえたさいきょうの SoR/SoE あーきてくちゃ #kichijojipm - Speaker Deck