書籍を完走しきれずイベント日を迎えましたが、『データモデリングでドメインを駆動する』読書感想会を見たのでメモです。
各発表の感想
書籍「データモデリングでドメインを駆動する」の感想を各々語るスタイルで実施されたので、今回は感想を記載するスタイルでのひとくちメモになります。(お名前はconnpassやTwitterから拾いましたが間違えてたらご指摘ください。。)
magnoliakさんの感想発表
スライドは見つけたら貼ります
感想
- 整合性の緩急の話は大変共感しやすい部分だなと改めて感じた。
- ただ「詳細だけを記録してデータを使えばいいじゃない、と思ったがそうもいかなかった」という事例の話があったが、自分自身明確にこの手の話で打ちのめされた経験がないので具体エピソードを聞いてみたかった。
hidenorigotoさんの感想発表
本日の発表の資料です。https://t.co/G8JU8KWCrJ#datamodelingdomaindriven
— Hidenori Goto | COO and CTO at KabuK Style (@hidenorigoto) 2024年5月28日
感想
- 問題領域と解決領域の部分のピックアップが助かりました。
- ソフトウェア設計を題材にして考えてみるところは思考の訓練として面白そうでした
MadoWindaheadさんの感想発表
発表のもととなったブログは以下
感想
- 利用者目線を持て、といっても自分本位の方に引きずられがちであるという話があり、刺さるものがあった。
- プリトランザクションという考えの話は興味深かった
- トランザクション処理の前(プリ)の情報を指すフレーズで、自身が掌握するシステムに入る前の情報のことを指す考え方、という話でした。
- スチュワードシップなど普段考えない観点ああったのが学びがあった
masatsugumatsusさんの感想発表
発表資料なりhttps://t.co/PuvFPnZ6Np @SlideShareより#datamodelingdomaindriven
— 松下正嗣 (@masatsugumatsus) 2024年5月28日
感想
- 「実装が好きな人は、実装的なシステムのモデルとメンタルモデルを合致させようとしてしまう」という旨の話があり難しい話だなと感じた
- 普段Rails(というかActiveRecord)を利用して仕事しているとうまい折り合いの付け方は難しいと感じている。
- マスターデータの話に関してはまだ書籍の読み込みが足らない部分なので、自分が理解しているマスターデータとの差分を埋めたいと思った。
kabanyasuさんの感想発表
発表中紹介されていたブログ 杉本啓さんの『データモデリングでドメインを駆動する』を公認会計士が読んだ感想 | コラム | 合同会社オントロジー
感想
- 簿記の資格はもっているが、現実世界での不都合な事実みたいな部分は知らなかったのでその点においても衝撃だった
- 取り上げられていたマネーフォワードさんの事例はあとでゆっくり見たいと感じた
Tanaka9230さんのLT感想発表
『 #データモデリングでドメインを駆動する 』読書感想会
— たなかこういち (@Tanaka9230) 2024年5月28日
LT資料です。ありがとうございました。https://t.co/3YSKhZpts5https://t.co/kyP6Q4DDt3#datamodelingdomaindriven
感想
- 普段の生活のなかと今回の書籍を並べて考えるときにわかりやすい事例だった
- 残と残をつなげるというのはややこしいが向き合わないといけないシーンはあるなと感じた。
関連リンク
yu_mi0825さんのLT感想発表
スライドは見つけたら貼ります
感想
- RDBやアプリケーションフレームワークに引っ張られてモデリングしてはならないというところは大変共感できた
- ルールにこそコアドメインが含まれているし、そのあたりがおざなりになりがちという旨の話があり、頭にいれておかないといけない考えだなと感じた
tunemageさんのLT感想発表
#datamodelingdomaindriven
— つねまげ|業務システム屋さん (@tunemage) 2024年5月28日
資料とブログアップしてます
スライドhttps://t.co/ArctSGUGnH
ブログhttps://t.co/WgZNcGIQpn
感想
- 「よく言語化してくれた」という話をされていたので、基幹システムに携わる方には暗黙知が形式知されたものなんだなという雰囲気が強く感じられた。
- 私が基幹システムを普段やらないのもあったのだが「基幹システムだからわかりにくい部分が多い」というのは本当に感じたので読み終えた暁には書いていただいたブログを眺めたい
関連リンク
veilchenさんのLT感想発表
スライドは見つけたら貼ります
感想
- Salesforceはつらい。
- ローコードツール共通の概念ではあるが、よいデータの設計の仕方の勘所がない人がつくると後々辛くなるというのは本当にそうだな…と感じました。
smith_30_さんの感想発表
今日の資料です。https://t.co/0cQ8exHmn1
— smith-30 (@smith_30_) 2024年5月28日
#datamodelingdomaindriven
感想
- SoRからSoEが生まれる瞬間というのが事例を交えて紹介されていたのでわかりやすかった
- SoRとSoEのあたりも普段のソフトウェア開発と照らし合わせたときの概念がしっくり来てないので、書籍読みながら咀嚼したいなと感じた
全体を通しての感想
- 「残」に関しての概念に関して感銘を受けた方が多く、みなさん口々に言及されていたように思う
- 個人的に最後の感想戦で語られていた、自由度に関しての話に関して考えさせられる部分が多かった。
- 固定する部分は固定し、可変できる部分を考える。可変の部分は個々人の裁量の可能性にも影響するのでガチガチに固めると新しい発想などが出てこない
- 日本人の国民性みたいな部分として創意工夫するところがあるので、裁量という概念を置くのは重要そう
- 書籍が時間の都合上完全に読みきれてないので、読み終えたあとに改めて今日の感想を咀嚼したいと思いました。