コード日進月歩

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エンドユーザからみた製品の品質をわかりやすく表す「狩野モデル」についてざっくりまとめる

品質の話を最近やるので

「狩野モデル」とは

エンドユーザの満足度を縦軸、横軸を物理的な充足を縦軸とした二軸で品質のカテゴライズをするモデル。

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狩野モデルの図

大きく3つに分かれる

当たり前品質(基本品質)

図では青の曲線で示される部分。満たしていることが当たり前で、満たしていないと必要最低限のものを満たしていないというもの。

一元的品質(性能品質)

図では緑の直線で示される部分。性能品質と称されるように性能、すなわちスペックなどを表現する部分。低すぎるとスペック不足と言われ、高いとスペックが高いということで称賛されるもの

魅力品質

図ではオレンジの曲線で示される部分。不足していても特に問題だが、加わっているとその魅力な部分として表現される品質。

開発においてどう考えるか

当たり前品質は開発における実装すべき要件の部分、魅力品質はUIの触り心地に当たることが多いので、「最低限実装すべき機能」と「あると望ましいけど機能」を洗い出す際に利用できる観点だと思われる。

参考リンク