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ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)に関してざっくりまとめる

ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)とは

フォントメーカーのイワタ社が提唱したもので定義としては以下のように書かれています。

UDフォントとは、ユニバーサルデザインの考えに基づいて作った文字(書体)をいいます。家電製品に表示する文字にも、年齢や障害の有無に関係なく、多くの人が少しでも見やすい文字を作ろうということで開発を始めました。 - UDフォント開発のきっかけと発売までの道のり(1/5):NICT

そのため何か仕様などがあるわけではなく、ユニバーサルデザインのコンセプトを汲んだフォント全般のことを指す。

イワタ社以外のUDフォント

2006年に「イワタUDフォント」がさきがけとなり、他の日本語書体を扱うフォントメーカーもUDのコンセプトに合わせたフォントをつくるようになり、2022年現在ではモリサワ社やモトヤ社、フォントワークス社などもUDフォントを作成している。

日本発祥の概念

もともと日本のイワタ社が提唱したものであるため、2022年時点では海外では認知が広くなく、日本国外ではまだ認知度の低い概念と思われる。(Googleトレンドで UD Font で比較しても検索ボリュームは日本のみある状況)

参考リンク