マスタデータNight #1 - connpass に行ってきたメモ
各発表の感想
※資料スライドは見つけたら貼ります。
今回のマスターデータの定義
- アプリケーションが動くのに必須のデータである
- 運用中に不特定多数のユーザによって変更されない
- プログラムとは分離されている
「ゲームのマスタデータ特有の3つの困難と、カヤックでの解決方法」
本日の #マスタデータNight の資料です https://t.co/JngxROQjSz
— トーカナイザの守護霊 (@mackee_w) 2019年12月12日
感想
- 並走で動く、コンフリクト必至のデータ管理に関してどうやって立ち向かっていくかという話
- ソースコードと同様の確認機構を用いるというアプローチを導入できたのもすごいが、それ以上に差分の可視化を人間にやさしくするツールの提供などがすごいなと思った。
- マスターデータのチェックに関してGitHubの機構を使おうというアプローチがすごくよかった
関連リンク
DeNAの最新のマスタデータ管理システム Oyakata の全容
本日の #マスタデータNight の資料ですhttps://t.co/GUUCxGAiP6
— sai 🥝 (@sairoutine) 2019年12月12日
Q&A
Q1. リレーション情報設定ってどうやっているの?
A1. oyakata上でリレーション情報を管理している
Q2. 旧タイトルはどうしているの?
A2. 費用対効果などがあるので着手しきれていない
Q3. Git同等機能はどうやってつくっているのか
A3. nomsというデータベースをつかってgit粗糖の機能が使えるのでそれを利用している
感想
- ほぼ前スライドと同様の問題に関して独自ツールを実装して乗り越えるというアプローチを踏んでいる
- Git同等の機能を使ったシステムを実現しているのがすごいな…という印象。逆にブランチなどの考えかたは必須なんだろうなという気持ちに。
関連リンク
- GitHub - attic-labs/noms: The versioned, forkable, syncable database
- データのバージョン管理が可能な分散データベースNomsのイントロダクション - Qiita
モンスターストライクのマスターデータのローカライズ運用について
遅れましたが、発表資料をアップしました。 https://t.co/LtyXilPZc5 #マスタデータNight
— bornite (@bornite) 2019年12月14日
感想
- 単語のローカライズ変換に対してこういうアプローチもあるんだという事例
- 同音異句に対する表記ゆれ統一にも使えないかな…と考えてしまった
関連リンク
全体を通しての感想
- ゲームのマスターデータのぶつかる壁は更新頻度の高さとデータの複雑な関係性だなというのをまざまざと見せつけられた。
- ただどこも似たようなアプローチで愚直にやっているので、そこに関していい感じのソリューションをOSSで開発できたら盛んになりそうだなとも思った
- やっぱりインターフェイスとしてのExcel最強論…と思ったらLTで以下の話が
というわけでExcelの最強UIをYAMLで使おう!というOSSツールある(ソシャゲ2つで運用実績あり)ので、よかったら試してください。あとMac 64bit対応プルリク有れば下さい。https://t.co/zCstIhnqNM
— 奈良阪まぞく@VRChat Profile (@narazaka) 2019年12月12日
#マスタデータNight