自分の業務経験をテキストにするシリーズ。
複数間にまたがる会社の連絡
例えば、運用を依頼されているシステムなどの場合は、そのシステムに変更を加える場合に依頼元の会社と連携を取る必要がある。
そのような場合の連絡のタイミング、勘所をざっとまとめておく。
事前にすり合わせておくこと
当たり前のようだが、以下の内容はしっかりとすり合わせておく。
- 連絡先
- 連絡方法
- 今回行う作業と手順のタイムライン
連絡先と連絡方法
同期をしっかり取らなければならない場合は電話ということもあるし、そうでない場合はメールなどでも良い。いまだとSlackなどのビジネスチャットツールも選択肢にあがる、
個人的にはメールが一番オススメ。理由としてはあとから振り返ったときに誰がどのタイミングで何をしていたかが明白になるからである。
今回行う作業と手順のタイムライン
お互いにどれだけ作業がかかるのか、作業のおいてチェックポイントを置いたほうがいいようなボリュームのある作業なのかはすりあわせておくと、有事の際に連絡が簡便になる。そのため規模が小さくても箇条書きでもいいのでタイムラインを整理しておくと迷うことが少なくなる。
連絡をする契機
大きく分類すると4つ
- 開始報
- 終了報
- チェックポイント完了報(工程が複数にまたがる場合)
- 異常時
いずれも事前にすり合わせたタイムラインに沿って動いているかを報告するもので、最低でも開始と終了はどんな連携でも必要なものだと思われる。
また異常の発生時も速やかに連携して、切り戻しの有無などを検討できるようにしたほうがよい。
連絡をする内容
連絡する内容は作業によって異なるが勘所として抑えておきたいのは「予定通りに進んでいるか」というところなので、もし予期せぬことが起きたらそれをちゃんと添えておくことが大事。
また、責任の範疇を超えるような内容(予定の変更、大幅な想定外動作のようなこと)が起きたら速やかに連携するというのが大事。
人によっては悪い事象はとにかく解決して結果オーライに持っていこうとすることがあるので、基本的にそういう発想をしないことが肝要である。