コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

スクラム用語としてのユーザーストーリーとプロダクトバックログの違いを自分なりにまとめる

なんかスクラム畑の人がプロダクトバックログって言葉を使わないので自分の知識が間違っているのかも…という観点での再整理

プロダクトバックログとは

プロダクトを作成するにあたっての要求事項を順番に並べたリスト。 - 5分で分かるスクラム用語集 | Ryuzee.com

とあるように要求事項を並べたリストそのものをプロダクトバックログという。

ユーザーストーリーとは

ではユーザーストーリーとはなんぞやというと

顧客がソフトウェアで実現したいことを詳細に文章化するのではなく、ソフトウェアを利用する実際のユーザーに何をさせたいかに焦点を当てて簡潔に要求事項を表す書き方である。 - 5分で分かるスクラム用語集 | Ryuzee.com

とあるように書き方の手法を意味している。

2つの用語の関連性

こう並べると2つの言葉に因果関係は無いように見えるが、大概は

ユーザーストーリーを作って、それにポイントを振って、タスクをつくりましょう!!

のような流れになるためよく語られる「プロダクトバックログにポイントを振る」という話からずれる、そのため、プロダクトバックログとユーザーストーリーは同一なのか?という観点があったが、それに関して、1つの回答が以下の内容

プロダクト・バックログは、機能や技術的改善要素を優先順位を付けて記述したものです。ステークホルダ全員が参照し、現在のプロダクトの状況を把握できるようにします。  「ユーザーストーリー」形式がよく用いられますが、形式が重要なのではなく、関係者がいつでも内容を思い出せるようにすることが目的です。 - 5分で分かる、「スクラム」の基本まとめ (1/2):開発チームを改善するためのスクラムTips(8) - @IT

上記のように「プロダクトバックログ」を作る形式の1つとして「ユーザーストーリー」という記法がある、という考え方が正しい様子。

関連リンク