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アンチフラジャイルという言葉をざっくりまとめてみる

言葉が難しいのざっくりまとめて、詳しくは原典へという橋渡し系のまとめ

出典

もともとはナシーム・ニコラス・タレブ( Nassim Nicholas Taleb ) 氏の本のタイトル(邦訳だと「反脆弱性」)、ちゃんとした英単語ではなく造語

もともとは社会経済学に関して使われていた用語

意味

「フラジャイル」と「アンチフラジャイル」

フラジャイルは直訳すると脆弱性だが、ここで使われるフラジャイルとは「大きな変化に対して、大変な損失をする脆さ」というような解釈となる。

アンチフラジャイルはその逆「その大きなことが起きると(フラジャイルに反して)大きな利益が起きるようなこと」としている。

ある意味「失敗から学ぶ」みたいなものに近い感覚でもあるが、大体は「失敗>学び」なので、アンチフラジャイルの場合は「失敗<学び」のような感覚のほうが近い。

わかりやすいメタファー「サイヤ人

サイヤ人は「逆境に持ち込まれるとその逆境を超えるために強くなる」という有る種の主人公補正のようなものがあり、その特徴から「サイヤ人とアンチフラジャイルは似ている」と評される

参考リンク