builderscon tokyo 2018に行ってきたのでいつもの感じでメモです。
各発表の感想(Day1)
Envoy internals deep dive
上記ビデオの再演の様子
感想
- マイクロサービスでは超ホットなenvoyの話。
- Enovyが生まれた背景とどういう技術を使っているのかというトピックスでした
- 結構突っ込んだ話だったので、割とミドルウェア知識薄い私としてはなんとなくでしか追えず…
- ただEnvoyの思想はすごいなというのは感じ取れた。そして別のセッションでEnvoyがどういうものかは語られていたようなので以下の資料参照のこと
https://twitter.com/tsubasaxZZZ/status/1037967848168087552
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Kubernetes で実現するインフラ自動構築パイプライン
ランチセッションで発表した Kubernetes の話の資料です #buildersconhttps://t.co/n3U7SVY2G5
— Yusuke Nojima (@nojima) September 7, 2018
感想
- 理想状態への収束という定義がかなりわかりやすいし、それに対してプロビジョニングの仕組みを構築してるのがすごいと思った
- このあたりは結構やりたくてもできないよなって感じなんだけどそこをやれるだけのチーム体制とパワーを咲くべきという意思決定があったのかなという思い
- ステートフルなDBとかをどこまでリリース毎にリセットしているかは気になった
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パスワードレスなユーザー認証時代を迎えるためにサービス開発者がしなければならないこと
builderscon tokyo 2018 のスライド公開しました。 "パスワードレスなユーザー認証時代を迎えるためにサービス開発者がしなければならないこと" https://t.co/5NaikVcyBi #builderscon #buildersconC
— 秋田の猫 (@ritou) September 7, 2018
感想
- 最強の脳内メモリキーパスワードに対する展望
- 一つはWebAuthnの仕様、もう一つはいま現在でどうやってやっていくべきかみたいな話
- いまはパスワードという唯一無二の鍵をどこでも使い回す方式だったけどAuthenticatorの形式が増えると同じものにアクセスするのにも鍵の束ができる感じなので考え方が変わるなーという印象
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知らなかった、時に困るWebサービスのセキュリティ対策
builderscon tokyo 2018での発表スライドです。お聞きいただきありがとうございました!! #builderscon / 知らなかった、時に困るWebサービスのセキュリティ対策 https://t.co/S3ZkjEuUyM
— Shinya Tsunematsu (@tnmt) September 7, 2018
感想
- 実際にあったインシデントからどういう取り組みをするべきみたいな事例を含めた紹介
- 不正の発覚検知は玄人の経験値によるものだったけど、やっぱりそういう怪しさを検知する機構を予め入れておくということは大事だなと思った。
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機械学習を用いず数学でゲーム内の需要予測をする
ビルコンお疲れ様でした!
— ねっしー (@nessie_sesein) September 8, 2018
9/7のセッションで使用したスライドをアップしました#builderscon
機械学習を用いず数学でゲーム内の需要予測をする https://t.co/gqhqzDMexx
感想
- 普通の企画職がやっているようなデータから仮設を立てる、というのを純粋数学的な視点でされたお話
- 数学+行動経済学を嗜んだひとが事業予測やるとめちゃくちゃいろいろな手札を思いつけるから強い。
- 発表の本筋からはそれるけど、ちゃんとレベルアップ必要数を式とかですらすら定義できていたのがさすがレベルデザイナーという感動を受けた
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Webサービスの品質とは何か?アラート地獄と監視の失敗、サービスレベル目標設計から学んだ3つの答え
感想
- 歴史的経緯から割れ窓ってるアラートに対してどういう改善策を講じていったかの話
- 適切なエラーを飛ばす、ちゃんと性能劣化を測るなどやるべきというトピックスに対して適切に観測方法を分けていたので見習いたいと思った。
- サービスレベルをしかるべきレベルに持っていくことができるようにしておく、という文脈で垂直分割ができるようにしてあるっていうのにビビる。Railsアプリだとなかなかできない所業なのでなおさらのこと。
- SREの文脈だとフロント部分は見ないのかなと思いながらそこら編聞きそびれてしまったのが残念。
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ブロックチェーン(DApp)で作る世界を変える分散型ゲームの世界
感想
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各発表の感想(Day2)
全てのエンジニアに知ってもらいたいOSの中身について
10:00- Track-C で『全てのエンジニアに知ってもらいたいOSの中身』というセッションを行います。
— ariaki (@ariaki4dev) September 8, 2018
是非お越しください!
スライドを共有します。 #buildersconhttps://t.co/W2WT1xJp1y
感想
- 最近コンテナ技術などの台頭で遠ざかってきてしまったOSに関しての話
- OS、kernelの内容をブレイクダウンした結果、終始CPUの話になっていたが基本情報技術者試験ぶりの低レイヤーを見直すばで面白かった
- 質疑応答のときにあったボツスライドが全然違うアプローチの説明ぽかったので読んでみたい感
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高集積コンテナホスティングにおけるボトルネックとその解法
本日トラックEで11:10からお話した、「高集積コンテナホスティングにおけるボトルネックとその解法」のスライドです!多くの方に足を運んでいただきありがとうございました!ベストスピーカー狙ってるんで、もしよければ投票お願いします!!1#builderscon #buildersconEhttps://t.co/zugLbdvXwi
— P山 (@pyama86) September 8, 2018
感想
- 自作コンテナを題材にした、アプリケーションではないレイヤーのトラブルシュート集
- 普段アプリのレベルでしかパフォーマンスの不備検知って見れていないので、今回紹介されたコマンドとかは普通の開発の現場でも全然使えるものだなという実感
- なんか全然関係ない前のスライドと合わせて見るとシステムコールってなんじゃい!みたいのも知れるのでちょっと面白かった
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ブログサービスのHTTPS化を支えたAWSで作るピタゴラスイッチ
#builderscon このあと13:10から藤原洋記念ホールで話す「ブログサービスのHTTPS化を支えたAWSで作るピタゴラスイッチ」の資料です。ジェンガの倒壊でつらい目に遭った人に聞いてほしい!! https://t.co/Wz6Mm85ykT
— い青リズズ鳥と鳥ズい鳥リズ青青リ青鳥 (@aereal) September 8, 2018
感想
- 大きい連鎖的に動作するバッチをHTTPSの証明書を題材にして説明
- 配信部分は大きな物量をさばくためのノウハウが凝縮された感じ
- StepFunctionなるものがあることを初めて知る、ただこれでワークフロー構築するのなかなかにハードそう
関連リンク
- AWSではてなブログの常時HTTPS配信をバーンとやる話 / The Epic of migration from HTTP to HTTPS on Hatena Blog with AWS - Speaker Deck
- はてなブログのHTTPS化実施に伴い, Let's Encryptへの寄付を実施しました - Hatena Developer Blog
Using Chrome Developer Tools to hack your way into concerts
感想
- ChromeのDevToolでいろいろできるよをストーリーベースで紹介(実話)
- JavaScriptの送信先や送信情報からハックをしていくというのを丁寧に解説されて、Chrome一個でここまでできるんだな…と思ったり。
- 再送とかそういう機能があったことを知らなかったのでいかに普段使う道具への理解が少ないということを思い知らされた。
関連リンク
Extending Kubernetes with Custom Resources and Operator Frameworks
多分スライドは公開なさそう
感想
- 表題通り、Kubernetesに関して機能を拡張するための仕組みの説明。
- 拡張方法に関しての基本的な考え方から説明していって、最後はどんなツールを使うべきかでしめくくられたが、おすすめはKubebuilderとのこと
- 翻訳セッションかつ普段やってないことだから理解が半分ぐらいだけど仕組みとかはへーという感じではあった