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HTMLのmetaタグのnameに関しては情報がまとまっているページがある

metaのnameに使える文字って何があるのか、というのをざっくりまとめる。

出典

標準メタデータ名 - HTML: HyperText Markup Language | MDN

name属性の値の考え方

もともと <meta> のタグ自体はMDNの記載曰く

HTML の < meta > 要素は、他のメタ関連要素 (< base >, < link >, < script >, < style >, < title >) で表すことができない任意のメタデータを提示します。 - : 文書レベルメタデータ要素 - HTML: HyperText Markup Language | MDN

という形でいわゆる文章内に記載しないメタデータを取り扱うためのタグ。

そしてname属性はcontent属性とワンセットで扱われ、nameの内容に応じてcontentを記述するという形になる。

標準的に決まっているもの

このnameに指定できる値で標準的に仕様が決まっているものは Standard metadata names という形でHTML Living Standardに定義がある。

そこで紹介されているのは以下のもの。

  • application-name
  • author
  • description
  • keywords
  • referrer
  • theme-color
  • color-scheme

他の仕様によって決まっているもの

W3CWHATWGによって標準的なものと認識されているもの以外のもので、ある種デファクトスタンダードなものが多数存在する。viewportなどが一番わかり易い例で、多くのサイトに記述があり、各社のブラウザもviewportとセットで記述されたcontentの値を見て挙動を制御する。

このような標準的ではないものに関して仕様がまとまっているページがWHATWG内のwikiにある。

MetaExtensions - WHATWG Wiki

例にあげた viewportCSSの仕様に準じた記述ということが解説されている。

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