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X-UA-Compatible メタタグの意味と使い方に関して調べる

今や不要と言われているので調べる

出典

Internet Explorerにはドキュメントモードというものが存在し、下位バージョンのIEと同等の動きをさせるために指定することができた。

例えばIE7相当の表示をしてほしいときは以下のような記述を行っていた

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=7" >

また、互換モードではなく最新の状態にしてほしい意図のときは以下のようにEdge(最新版という意味のEdgeでWebブラウザのEdgeのことではない)を指定する

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge" >

この仕様をIE以外にも普及させようとしたが定着されず、ほぼIE固有の実装となった。

2020年現在において

現在ではマイクロソフトのドキュメントページを探すと記述がだんだん失われつつあること、加えていよいよIE11がサポート終了するという状況下においてIE11未満の動作を互換モードであるドキュメントモードの必要性は薄れてきており、非常に特殊な環境下出ない限りはこの記述には不要かと思われる。

参考リンク