RubyKaigi2026に参加してきました。
RubyKaigi自体の参加は今回が2回目で、初参加は2024年でした。(そのときの感想はこちら)
セッションについて
いくつか印象に残ったセッションを書き残しておこうと思います。
The Journey of Box Building
今回のRubyKaigiのオープニングキーノート、 Ruby::Box に関してのお話です。
ぼんやり Ruby::Box の機能を知っているレベルだったので、やれることが色々広がるなという気持ちを抱きました。が、その反面これは律するものがないとチームであつかうのは難しいなとも感じたので、今後の発展とユースケースを見ていきたいなと思いました。
また後半のRuby::Boxに取り組もうと思った流れも「作りたい人の原動力が昇華されていく」というようなものを感じて色々と考えさせられました。
なお私はRuby::Box ダイジェスト紹介(Ruby 4.0.0 新機能) - STORES Product Blogを見て改めて理解を深めました。こういう情報がすぐ出てくるのもRubyのよいところ。
Back to the roots of date
Date にまつわる話とそれをどうにかしようとして動かれた話だったのですが、いろいろな面で刺激になりました。
- TimeとDateが誰も触られていない場所だったということ
- 元があるならそれを再現すればいいじゃないのマインドを成立させる生成AIの凄さ
- 生成AIとの付き合い方を間違えると手戻りが起こるさま
今後も継続していく話だと思うのですが、このようなが課題感としては感じているが触れられていない問題をコミュニティが解決していくというのはすごく良い話だなと感じました。
mruby on C#: From VM Implementation to Game Scripting
mrubyをC#でで動かして扱えるようにしてみたよという話。
浸透したらめっちゃ使えるのでは?とゲーム制作素人でも思うところはあり、例えばシナリオパート作るものだとや宴 などあると思うのですが、ちょっとオリジナルの記法とか入れようとすると出来合いのものはマッチしなくて、でもカスタマイズしたなにかをつくるのは腰が重い、みたいなときにmrubyで何か用意できるのは大きいんじゃなかろうかと思っています。
個人的にはLuaがゲーム制作でよく使われる背景がわかってよかったです。
From Formal Specification to Property Based Test
形式仕様からプロパティベーステストを生み出すアプローチに関しての話。
昔から形式手法に関して夢を感じていつつも、あまりちゃんと突っ込んだ調査などはしたことがない人間だったのですが、この発表を聞いてしっかりと学んでみようと思うきっかけになりました。
The Less-Told Story of Socket Timeouts
Socketのタイムアウトについての話。
限られた時間で歴史に関してテンポよく語っていくのはすごい。スライド数もべらぼうな数になっていますが、この数をあの時間に収めたのは本当にすごいと思います。
内容としてもRubyKaigi歴が浅い人にもやさしく順を追って説明していただけるのでたいへん良かったです。
RubyKaigiという場について
他のカンファレンスではあまり感じられない祝祭空間の感じが強く、ブース、発表、参加者どれをとっても非日常感が紡ぎ出されていました。 あんまりカンファレンスでブースを回るというこをしないのですが、休憩時間の間隔の長さや、ブース全体の空間のゆとりの多さもありかなりストレスフリーで回ることができました。
個人的に思うこと
どうしても英語セッションに関しては「なんとなくこういう話をしている気がする」という感覚から脱せず、またC言語の実装の話をされるとなおのこと理解がぼやけるのですごくもったいない感じを受けてしまいました。とはいえこのあたりのリスニング能力を養う時間やスキルがないので、アクション起こせてないのですが、何かしら起こしたい気もします。
また、提供されるお弁当などが美味しかったのですが、本編の感想からはそれる気がするので別のところにしたためました
最後に
RubyKaigiにいくと、いろいろな刺激をもらうことができるなと思うので、Rubyを業務で使う使わないにかかわらず行けるときには行きたいと思う場所でした。