『EM Meetup 特別会 〜EMこそソフトウェア設計を学ぼう〜』に参加してきたのでそのメモです、
各発表の感想
開発組織の戦略的な役割と設計スキル向上の効果
Engineering Manager Meetup で発表した資料を公開します。
— 増田 亨 (@masuda220) 2025年10月24日
学びの多いイベントでした。参加された方、運営の方、ありがとうございました。#em_meetup
開発組織の戦略的な役割と 設計スキル向上の効果 https://t.co/AwJAI9wy2w
感想
- IT開発が事業の中核になりつつあり、事業の高業績にどう関われるようにするかというお話
- 事業の変化に対応できるようになっていることが大事で、中核を対応可能になっていないと高業績をつくる足かせになるというのは本当に肌で感じる
- 特に差別化要素に関しては丁寧に説明されており、マイケル・ポーターの差別化戦略を読んでみたくなった。
- 逆に中核はなにか、事業として中核でない部分まで自らの手で作ろうとしてないか?というのは常に考えておきたいトピック
- 内製開発やっているとなんでも作りがちになるので、SaaSに委ねて問題ない部分はどんどんアウトソースするべき
関連リンク
ワークショップ
「事業理解から始めるソフトウェア設計道場」の導入部分に関して体験させてもらいました。
自社が持つ特性、特に差別化できるような要素を考えみようというものだった。自分が置かれているプロダクトでもセールスポイントとしておいているものとは別にどのようなところが差別化要素なのだろうと考える機会になった。
本題とは関係ないのですがBalus というツールがモデリングのために特化したツールですごく面白かった。miroでもできるが、miroではやれることが多いので削ぎ落とされているあたりが差別化なんだろうなと感じた。
OSTの感想
OST自体初参加だったのでわたわたしながらも参加しました。
取り上げられたOSTテーマはこちら! #em_meetup https://t.co/tavpPg5Pr2 pic.twitter.com/8z5c1t4ggt
— serima | LayerX (@serima) 2025年10月24日
私は「ドメイン知識の他人への橋渡し、どうしてる?」というテーマでOST参加しました。
オンボーディング的な話もあったのですが、興味深かったのが「ドメイン知識としてわからなかったことや解決したいことの内訳を書いて、それを解決したことをPullRequestで表現し、最後にそれを生成AIにドキュメント化してもらう」というもの。
何かしらのシステムやプロダクトに手を入れる瞬間にドメイン知識が欲しくなり、それを踏まえて手直しを加えるので、そこで得た教訓をサマリーにしてまとめてもらうのは瞬間の記録としては優秀だなと思いました。おそらくこれを貯めていくことで整理された情報も出力されそうでうまいなーと思いました。
全体を通しての感想
- 増田さんの話が面白そうだったのもあり聞きにいったのですが、OSTも面白く大変参考になりました。
- 各社生成AIはガシガシ導入しているので、もっと効果的に使いたいなと思わされました。
- 私自身最近直接EM的な業務はやっていないのですが、みなさんが考えていることはAI時代でもそこまで劇的に変化していないので色々な意見交換ができてよかったです。