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アイメッセージ、ユーメッセージをフィードバックの観点でざっくりまとめる

言葉の意味と使い分けをざっくりとまとめる

言葉の意味

  • ユーメッセージとは You Message のことで「相手(あなた)」が主体のメッセージのこと。
  • アイメッセージとは I Message のことで「自分」が主体のメッセージのこと。

例文

自分がAさんに対して「いまの状態だと厳しいのでより協力してほしい」ということを伝えるときに

  • ユーメッセージだと「あなたもっと協力してほしい」
  • アイメッセージだと 「協力してもらえると私は助かる」

アイメッセージをフィードバックでは有効に使う

例文だと分かりづらかったが、例を変えて「何度いってもなおらないことに関しての感想」という内容にすると

  • ユーメッセージだと「あなたはいくら言ってもなおらないのでちゃんと覚えてほしい」
  • アイメッセージだと 「私はちゃんと覚えてほしいと思っている」

というような言い方となる。

これはアイ・メッセージを組み立てるときに自分が主語となるため、言葉選びが変わるのと、文章の構成としても相手をストレートに責める言い回しがしづらくなるのでマイルドにすることができます。

このようにフィードバックなどを行うさいの言葉選びとして意識するとネガティブなことばを削ぎ落としやすい。

ユーメッセージだと苦手なもの

逆に明確に指示を出す場合はアイメッセージは依頼者が主体だと文章的にわかりづらくなるため、その場合はユーメッセージのほうが適していることがある。

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