コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

iCalendarというカレンダー情報の標準形式についてざっくりまとめる

イベントなどでicsファイルを提供しているケースがあるので、そのicsファイルの使用に関して調べる

仕様の情報元

もともとはRFC 2445 - Internet Calendaring and Scheduling Core Object Specification (iCalendar)がベースにあるが、改定され現在はRFC 5545: Internet Calendaring and Scheduling Core Object Specification (iCalendar)が最新の仕様となっている。

なお拡張子は ical , ics などがある。

ざっくりな仕様

カレンダーやスケジュールを共有するためのフォーマット仕様。以下のような情報が定義できる

  • 予定の開始と終了の日時
  • 予定の詳細
  • 予定自体が作られた日付、管理用のID
  • 開催場所

上記のようなカレンダー的な用途の他にもTODO情報やジャーナル情報のようなものを定義するためのフォーマットも用意されている。

また、一部のソフトウェアに適応できるようにXと接頭辞がついたパラメータも用意されている。

2022年時点において

かなり前に策定されたものだが、2022年時点でも使われているフォーマットであり、WebサービスとしてはGoogleカレンダーサイボウズなどでも使われているため、カレンダーのインポートエクスポートを考える際には利用できる仕様と思われる。

参考リンク