コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

metaタグの robotsで指定できる値に関してざっくりまとめる

仕様が単一にまとまっているものではないので、利用できるものをまとめる

検討するクローラー

今回焦点を当てるのは GoogleBing 。 YahooJapanはすでにGoogle検索を利用しているので今回は考慮しない。

出典

使えるもの

説明 Google Bing
all インデックスの登録に制限を設けない。既定値。 ?
noindex 検索結果のインデックスに登録させない。
nofollow ページ内のリンク情報を辿らせない。(どういうことかは関連リンク参照)
noarchive 検索結果にキャッシュ表示をさせない
nosnippet 検索結果にてサムネイルやページのプレビューを生成させない
max-snippet: [number] 検索結果にてテキストスニペットに使われる最大文字数をnumberに設定できる。0の場合はnosnipepetと同義、-1を指定すると特段リミットを設定しません。
max-image-preview: [setting] 検索結果のページプレビューサイズに関して設定をすることができる。 none が 画像プレビューを表示させない、 standard はデフォルトのサイズ、large はスタンダードと同等かそれ以上に大きいサイズをプレビュー表示させます。
max-video-preview: [number] 検索結果で動画を表示する際の最大秒数をnumberに設定できる。0を指定すると動画は使わず静止画となり、-1を指定すると制限は特にかけないことになる
noodp Open Directory Projectに登録させない記述だが、プロジェクト自体が2017年に運用が停止しているのでGoogleでは意味のあるタグとして認識されなくなった。 -
nocache noarchiveと同義 -
none noindexとnofollowを同時指定( noindex,nofollow )と同義 -
notranslate 検索結果でこのページを翻訳させない -
noimageindex 検索結果で指定されたページの画像をインデックスさせない -
unavailable_after: [date/time] 検索結果に、date/timeで指定した日時以降は表示させない -

書き方

標準的な記述方法は以下

<meta name="robots" content="noindex">

複数のものを指定したい場合は , で並べる

<meta name="robots" content="noindex,noarchive">

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