422はWebDAVの拡張レスポンスコード…だがWebDAVとは何のか
出典
RFCに仕様がある
- RFC 2518 - HTTP Extensions for Distributed Authoring -- WEBDAV
- RFC 4918 - HTTP Extensions for Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV)
WebDAVとは
正式名称と意味
正式名称の「Web-based Distributed Authoring and Versioning」とあるとおり「Webを基本とした分散オーサリングとバージョニング(バージョン管理)」のための仕様となる。
作られた経緯
従来Webの単体の機能は読み込みだけであり、実態のファイル配置や更新はFTPなどの別のプロトコルを使うことで実現できていたので、Webの従来の仕組みだけで実現させよう、というのがこの仕様が作られた経緯となる
WebDAVとその後の仕様
このWebDAVで拡張された仕様では色々あるが、「PUT」と「DELETE」のメソッドはこの仕様策定の時期にできたもので、いまのRESTでの利用の下地になっている…ように見えるが同時期に色々な仕様の提案がされているのでWebDAVが始祖かというと難しい(その点の歴史は参考リンク参照のこと)