Zoomとかで起きる現象を文字に起こしてみたら、コラム的な感じになったが出してみる。
現場中継の違和感
よくニュース番組などでスタジオから現場への中継をすることがある。その際にスタジオのレポーターが「そちらの様子はどうですか?」と話かけると、一呼吸ならぬ二呼吸ぐらいおいたあとに現場のアナウンサーが「こちらは最高のお天気です」のように返事をする。また、現場が和気あいあいとインタビューなどしているときに合いの手としてスタジオのリポーターが返事をすると数秒たったあとにピタリと会話が止まってその合いの手に反応する。
そんな場面をよく見かけるのではないのだろうか。事象としては距離と伝送速度の兼ね合いによる遅延ということはわかる。こういう話はテレビだけの話だけではなくビデオチャットでも起きる。
ビデオチャットで起こること
会議室などに集音マイクを置いて、複数の個人とビデオチャットで会話する。テレワークなどを導入している企業などだとあり得る光景だと思う。そこでも先程のような「現場中継の違和感」は起きる。
会議室のメンバーが一人面白いことを言ってドッと笑うと、ちょっと遅れて画面の先の遠隔地の人たちが笑う、そうすると会議室メンバーは笑い終わっているのに笑い声だけが遅延するという事が起きる。
議論に置いてもリアルで話していることに対して、何か一言物申そうとしてもワンテンポ遅れてしまうので、議論がちょっとぎこちない感じになってしまうことがある
うまくやるためには
方法論としてはいろいろある
- 現場(人がたくさんいて、集音マイクがある側)がリモート側とずれないように同期をとってしゃべる
- 全員イヤホンマイクでビデオチャットに参加する
後者の全員ビデオチャットでやるのは一番楽なソリューションで、なにか面白いことをいってもその発話が届くのは全員均等なので笑い声を出してもタイムラグが等しくなるので全員現場にいることと変わらなくなる。これで話のぎこちなさはかなり減る。