ググってもわからない、かつ「議論が平行線をたどる」の派生かと思ったのでめちゃくちゃ混乱したのでメモ
解説
元は英語の「orthogonal」の直訳。
数学用語から派生して下記のように表現することがある
A is orthogonal to B は「A と B は別問題だ」と訳してあげるといいケースがあります. - 英語表現のメモ:"A is orthogonal to B"=「A と B は別問題だ」 - left over junk
なぜ別概念かというのは上記のブログに丁寧な説明があって
中学校の代数幾何を思い浮かべていただくと,タテ軸とヨコ軸は直角に交わります.これはいちばん基本的な orthogonal の関係と言えるでしょう.タテとヨコはべつべつの次元で,たとえばタテの位置はそのままにヨコの位置だけを変えることができます. こういう場合,「直交する」ということは「次元がちがう」ということでもあります. ここから「直角に交わる」という意味をとりさって「次元がちがう」という意味だけを残すと,上記のような用法がでてきます.つまり,(A)キャラクターの関係と (B)話題-焦点の選択はたがいに異なる次元 (dimension) ですから,これを orthogonal と表現するわけです.- 英語表現のメモ:"A is orthogonal to B"=「A と B は別問題だ」 - left over junk
そのため、「直交する概念」などは「別次元の概念」となり、転じて「別の問題の概念、因果関係のない概念」となる。
シンプルな解説
とりすーぷさんのTweetがキレイにまとまっていたので引用
「直交する概念」という言い回し、もしかしてあまり通じない?
— とりすーぷ (@toRisouP) January 6, 2019
「直交する」=「角度が90度(内積が0)」=「お互いに干渉しない方向を向いている」=「お互いに全く関係がないので別けて考えても大丈夫」
というニュアンスなのだけど。