コード日進月歩

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Webサービスでテスト項目書に基づいてテストするとき、テスターにやさしいテスト環境を考える

この前はデバッグの起票に関して書いたけど、今回は用意するべき環境の心構え的メモ

テストのために望ましい環境とは

主に心がけたいことは以下

  • 確認に必要なテストデータが入っている、入れることができる
  • 既存環境からの拡張であれば、既存環境に近い状態になっている
  • テスト作業中には変更がされないこと

確認に必要なテストデータ

テストをするときはなるべくリアルな環境のデータに近づける。新規の機能、サービスであればまっさらな状態が普通だが、既存サービスに乗せる場合は既存部分に何かしらくっつける形になる。それらへの影響がわかるのはダミーデータではなく本番に近いデータだったりするので、その点を考慮してやるとよい

既存環境からの拡張であれば、既存環境に近い状態

テストデータの観点に近い部分ではありますが、本番と近いロケーションのほうが、危険なものはあぶり出すことができる。これはむしろステージング環境どう揃えるかの観点に近い。

テスト作業中には変更がされないこと

テスターの人がバグを洗い出して、再現性まで確認してる最中に新しいコードがデプロイされるとせっかく見つかったバグがわからない状況になってしまう。そういうことを防ぐためにデプロイのタイミングはテストを終えたあと、テストを始める前などにしたほうがいい。

参考リンク