なんたらbokと呼ばれる知識体系の本多すぎなのでまとめる
そもそもBOKって?
Body of Knowledge の略で日本語だと「知識体系」と訳す。
BOKシリーズ
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)
プロジェクトマネジメントにおける知識体系。おそらく一番有名なBOK。
推進団体
Project Management Institute(PMI)
SWEBOK(SoftWare Engineering Body of Knowledge)
ソフトウエアエンジニアリングに関する知識体系。「ソフトウェア工学の専門家における知識の集積を記述する包括的用語です。」とWikipediaには書いてある。
推進団体
SQuBOK(Software Quality Body of Knowledge)
ソフトウエア品質に関する知識体系。日本科学技術連盟と日本品質管理学会を中心として日本国内のソフトウエア開発の現場担当者や研究者が策定した日本発のBOK。
推進団体
BABOK(Business Analysis Body of Knowledge)
ビジネスアナリシスにおける知識体系。ビジネスアナリシスとは「ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにおけるチェンジ(変革)を可能にする専門活動」と定めている。
推進団体
International Institute of Business Analysis(IIBA)
DMBOK(Data Management Body of Knowledge)
データマネジメントの知識体系。データガバナンスを達成する要素に対するマネジメントの知識体系なので、データをどう運用するなどの考え方の知識体系。
推進団体
CIBOK(Cybercrime Investigation Body Of Knowledge)
サイバー犯罪捜査の知識体系をまとめたもの。サイバー犯罪なので手口や証拠などがまとめられている。
推進団体
Cybercrime Investigation Knowledge Forum(CIKF)
SecBOK(Security Body of Knowledge)
情報セキュリティに関する業務に携わる人材のための知識体系。セキュリティなのでトリアージとかインシデントとかの話がまとめられている。
推進団体
EABOK(Enterprise Architecture Body of Knowledge)
エンタープライズアーキテクチャの知識体系。アメリカで生み出されたものなのでアメリカのエンタープライズシステムにおける知識体系の色合いが強い模様(全然日本語文献がない)