割合、Web開発してれば当たり前の用語から意外と知らん言葉もあったので「割とみんな知ってるよね」系をピックアップしてまとめてみた。
調べた用語
Page View (略称:PV)
ページが見られた数。
Webページ発祥の言葉なのでWebサイトに使うことが主。ただネイティブアプリでもたまにつかうことがある。
※なおネイティブアプリの画面はPageとはいわずScreenということのほうが多い。ただSVという表現はあまり聞かない…。
Session
セッション数。ざっくりいうとそのサイトで一定時間滞在した人の数。業界標準団体が定義しているような指標は特にない様子。
セッションの考え方は計測するツールや設定によって変わってきます。一番メジャーなのはGoogleの指標。下記ページにわかりやすく書いてある。
アナリティクスでのウェブ セッションの算出方法 - アナリティクス ヘルプ
Googleの指標が語り草になるので、大体の解説サイトでは「30分で1セッション」みたいな書かれ方が多い。
Impression (略称:Imp、インプ)
広告が表示される数。バナーなどだと1回表示されて目に入ると1Imp。
PVと同等の値になるのではという話もあるが、ページ下部のバナーなどスクロールしないと見れないものは、表示していないのでImp計上しないパターンもあるのでイコールにならないことはままある。
1Impの計上の仕組みは配信する媒体によって違うので、複雑なJSや難解なViewをしているアプリに組み込むときは気をつけたほうが良い。噛み合わせによっては表示されているのに計上されていないなどの現象が発生する。
参考:imp(インプレッション)とPV(ページビュー)の違い - 雑想空間
Conversion
コンバージョン、英語の意味直訳だと『変換』。転じて運用するサービスのメイン客に転換した数、成約した数を表す指標。
主に会員登録するサービスやECサイトなどの購入が伴うサイトで使われ、会員登録であれば1ユーザ会員登録することを1コンバージョン、購入であれば商品を確定させて支払いまでいったことを1コンバージョンとして表すなどである。
上記の例のように「コンバージョン」という言葉は扱うサービスによって何を示すかが変わるので気をつけること。
Unique User(略称:UU)
そのサイトに訪れた人のこと。広告に限らずあらゆるところで使われる指標。
PVやセッションと何が違うかというと、実際の人間が数回訪れてればその分だけPVやセッションは増えるが、人間は同じなので1UUとしてカウントされる。
Unique Browser(略称:UB)
前項のUUだが、大概UUを算出する際に使われるのはCookieやらユーザーログインの機構である場合が多い。
そのため個人を特定する要素はブラウザのセッション機構に依存する。そこを突き詰めていくと同じ人間が2つのブラウザを使った場合人間はは1人だが、UUとしては2人という矛盾が発生する。
その溝を埋める言葉として使われるのがUB、ということになる。