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Googleの広告系サービス名称と機能をざっくり理解する

Googleの広告系各種サービスって日に日に名前変わるなかで、DoubleClick系の名前が刷新されたので、2018年9月現在の話としてざっくりとまとめてみる

Google Ads(日本語名: Google広告)

もともとGoogle AdWordsと呼ばれていた、広告を出したい人向けのプラットフォーム。

表示したいものを決めて、使いたい額を決めて、それをよしなに配信してもらうというもの。

Google Marketing Platform(日本語名: Googleマーケティングプラットフォーム)

これが大きく変わった様子で、広告出稿側の支援ツールがすべて統合されたものになる。

DoubleClickSearchと呼ばれていた、検索結果に表示される広告の売買機能

従来アナリティクスの機能の範疇だった、タグマネージャーやオプティマイズ

また分析用途で使うデータスタジオやAnalytics360の機能に関しても内包されている

Google Ad Manager (日本語名: Googleアドマネージャ)

従来、DFP(Double click For Publisher) と呼ばれていたJavaScriptで広告表示用の枠を設定して、そこに対して広告を設定して配信する仕組みやDoubleClick Ad Exchangeと呼ばれる広告の売り主(出稿側)と買い主(表示する側)でお互い良い値段で売り買いができる売買の仕組みを統合したツール。

どちらかというと広告を表示する側のツールとなっており、表示回数の在庫を管理して売上を上げる用途として用いられる。

なお、JavaScriptスニペットタグが発行される仕組みのため、タグマネージャーと混同されることがあるが全くの別物。

Google Adsece

前述のAdExchange的な機能を持つGoogleの広告卸しサービス。Adsで出稿された広告を売り物として持つ。

AdExchangeは他社の広告が利用できたり、細かなハンドリングできるなどの違いはあるものの、カテゴリとしてはほぼ同じものになる。細かい違いは以下のページ参照のこと。

Google AdMob

アプリ向けの広告掲載をする機能。機能としてはAdsenseに近いものがあるが、こちらはネイティブアプリ向けのものでバナーや動画などを表示するSDKとセットで使う。

こちらはあくまでも掲載側の仕組みであり、出稿したい場合はGoogleAdsを使う。

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