コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

喋り手にわかるリアクションというキャッチボール

こんなツイートがあった

konifar-zatsu.hatenadiary.jp

要するに発表開始時間までしーんとしてしまって 緊張感が増してしまうという話である。


思うに、登壇の空気感というのは登壇前の方が作りやすいのだ。 スライドの中でも緩急をつけたりちょっとした笑いポイントを入れたりしている人は多いと思うが 最初に固まった空気を登壇中にほぐしていくのはなかなか難しい。 盛り上がるはずのポイントで反応がなくて焦った経験はないだろうか? 観客も別に盛り上がってないわけではないのだ。その場の空気が反応しにくくしているのである。


自分自身は登壇経験ほぼゼロではあるんですが、放送研究部というサークルにいたので 似たような状況として、出し物と出し物をつなぐ場転換のフリートークみたいなことをしたことがあるため この空気感のようなものはすごいわかる。

なのでわかる立場であるからこそ 登壇前や公演中も含めて、聞き手としてオーバーリアクションぐらいな感じで 登壇者にわかるように反応しようと常日頃思っています。

喋り手としては笑ってほしいからネタを仕込んでるわけで 受け手としては少しでも面白いとわかったら、それが伝わるようにリアクションする。 他の人たちも「あ、これぐらい反応してもいいんだ」みたいな感じになり良い伝搬が発生するので わかりやすく反応することは良い循環を生むのではないのかな、と思って毎回やるようにしています。

「挨拶は相手に聴こえなければ意味はない」ではないけども せっかく笑うのであればクスりと笑うのではなく、大きくわかるように笑えるようにありたいなと思うのでした。