コード日進月歩

しんくうの技術的な小話、メモ、つれづれ、など

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

DockerfileのEXPOSEは実際に何かポートを開けているわけではない

盲目的に書いていたけどそうなんだ、と思ったのでメモ 環境 $ docker -v Docker version 18.06.1-ce, build e68fc7a 出典 Docker Documentation のEXPOSEの項目に下記のような記載がある The EXPOSE instruction does not actually publish the port. It fun…

『VOYAGE GROUP エンジニアの公開ガチ評価会』に行ってきたよメモ

評価者になったりならなかったりだけど、ちゃんと芯のある立場でやったことないので来るべき時のために VOYAGE GROUP エンジニアの公開ガチ評価会 に行ってきたよメモ 各発表の感想 5分でわかる技術力評価会 VOYAGE GROUP エンジニアの公開ガチ評価会でプレ…

削除フラグを検討し始めたときに見せたいスライド「論理削除をしない」

ネタが無いときのスライド回顧録のコーナーです。 speakerdeck.com 論理削除と呼ばれるものはたくさんあり、delete_flgカラム作るとか、paranoiaみたいなgemを使うとかいろいろありますが、そういうことが話題にあがったときに「その削除フラグは本当に必要…

Dockerfile内のENTRYPOINTとCMD(とRUN) の使い分け

人に説明するためにざっくりまとめる。 環境 $ docker -v Docker version 18.06.1-ce, build e68fc7a 分類 コマンド名 説明 RUN Shellの実行をするコマンド ENTRYPOINT docker run 実行時に行われるコマンド CMD 『ENTRYPOINTが未指定、かつ docuker run で…

テストコードへの意識を高めさせたいときに見たいスライド『組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術』

スライド回顧録です。 組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術 from Takuto Wada www.slideshare.net テストコードを書くって事自体がネガティブに捉えられたり、ただ実装工数を増やす対象だと思われてしまうことが往々にしてある。そこに対してどう…

変えられること変えられないことを度合いとして仕分けする『ニーバーの仕分け』をざっくりまとめる

問題解決大全より引用。開発現場風にアレンジ。 「ニーバーの仕分け」とは ニーバーの祈りの一節にこのようなものがある 神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。 変えるべきものを変える勇気を、 そして、変えられないものと…

『銀座Rails#5』に行ってきたよメモ

銀座Rails#5 に行ってきましたのでメモ 各発表の感想 Rails Contributionと私 スライド公開しないのでメモ。 トークメモ Railsコントリビューションに至るまでの体験談 OSS貢献をしようとしたきっかけ 最初はOSS読もうから始めた なんにもわからないまま、動…

tailのよくつかうオプション早見表。

感覚値で tail -f は打つんだけど他がいつも覚えられないのでアウトプットしてみることで頭に染み込ませる本当に自分向けの雑記 環境 $ sh --version GNU bash, version 3.2.57(1)-release (x86_64-apple-darwin18) 早見表 オプション 説明 例 -f 対象ファイ…

RSpecでRailsのroute.rbに書いたredirectを検証する

書き方よくわからんと思ったのでメモ 環境 $ bundle exec rspec --version RSpec 3.8 - rspec-core 3.8.0 - rspec-expectations 3.8.2 - rspec-mocks 3.8.0 - rspec-rails 3.8.1 - rspec-support 3.8.0 やり方 request specで expect(response).to redirect_…

OpenAPI3.0で使うcomponentsの種類をざっくりまとめる

Swaggerと呼ばれたりOpenAPIと呼ばれたりするOpenAPI Specification。どれが何やねん、ってなるのでメモ。 環境 openapi: 3.0.0 componentsセクションの種類 記述名 用途 schema 具体的なオブジェクト parameters APIのパラメータ、クエリストリングやパスパ…

RSpecには表示の出力をキレイにする --format documentation というオプションがある

キレイだが物量すげぇというので一長一短なやつ。 環境 $ bundle exec rspec --version RSpec 3.8 - rspec-core 3.8.0 - rspec-expectations 3.8.2 - rspec-mocks 3.8.0 - rspec-rails 3.8.1 - rspec-support 3.8.0 やり方 実行時に以下の感じで指定する bun…

Zoomは無料版でも固定のURLを降り出すことができる

ただの豆知識、固定のURLとかではないしググりにくいのでメモがてら。 やり方 Zoomのアカウントを取るとログインできるようので、ログインすると「個人ミーティングID」というものがある。 これをつかうとアカウントに紐付いたIDを降り出すことができる。こ…

テキストコミュニケーションのチームにはみんなで見てほしいスライド『リモートワークは難しい』

毎度おなじみスライド回顧録です speakerdeck.com 3拠点リモートワークを元にした事例の話。結構思い当たるところがあってなかでも「テキストコミュニケーションをうまく回すにはどうしたらいいか」をちゃんと段階で説明がしてあり「感情を乗せるべきだ」と…

RubyのWebMockにて純粋にAPIコールしたかを見たいときは a_request を使うと簡便

結果が知りたいんじゃない、とりあえずリクエストを飛ばしたかを知りたいんだ。みたいなときに使えるやつ 環境 $ bundle exec rspec --version RSpec 3.8 - rspec-core 3.8.0 - rspec-expectations 3.8.2 - rspec-mocks 3.8.0 - rspec-rails 3.8.1 - rspec-s…

Whyから始める『ゴールデンサークル』をざっくりまとめる

Whyからはじめよ、をもうちょっと進めたゴールデンサークルについてまとめる。 「ゴールデンサークル」とは 人は説明するときに「何を」という説明する対象から考えがちだが、そうではなく 「何故(Why)」から説明し 「どうやって(How)」それを実現し *「…

クライアントとサーバに分かれていたアプリケーションの経緯とIsomorphicの話がわかるスライド『Isomorphic Survival Guide』

スライド回顧録です。 speakerdeck.com 「DevLOVE201 越境ジャーニー」 のときに紹介されていたスライド。サーバーとクライアントで同じプログラミングコードを書いて一定化させる「Isomprphic」の話のスライドです。 このスライドはIsomorphicの話としても…

RSpec内でcontrollerを定義して、concernのメソッドをテストする

俗に言うAnonymousControllerという手法です。 環境 $ bundle exec rspec --version RSpec 3.8 - rspec-core 3.8.0 - rspec-expectations 3.8.2 - rspec-mocks 3.8.0 - rspec-rails 3.8.1 - rspec-support 3.8.0 書き方 下記のようなconcernがあったとする m…

『次世代Webカンファレンス』のAdのセッションが面白かったのでまとめたメモ

昨日の録画が上がってて、作業しながら聞いてたら面白かったので昨日の記事に追従する形おまとめした。 (1/21 コメントいただいたので、コメントで補足頂いた部分に注記を足しました!ありがとうございます!) 発表のまとめ Ad www.youtube.com トークメモ …

『次世代Webカンファレンス』に行ってきたよメモ

次世代 Web カンファレンス 2019に行ってきました。 各発表の感想 全部パネルディスカッションなので自分が見てきたセッションのメモでお送りします。あとで録画が出るのでちゃんと見たいかたはそちらを御覧ください。また登壇者はconnpassなどをご参照のこ…

Rubyなど ; で区切るワンライナーを作る時などに改行を消したいときはブラウザのアドレスバーを使うと楽

何を言っているんだというタイトルですが、URLを入れるアドレスバーを活用する生活の知恵レベルの話です。 やりたいこと 例えばこんなコードがあるとする a = 10 x_list = [1,3,5,7,11] x_list.each { |x| p "#{a * x} is number" } これをファイルを作らず…

『App Client Melting Pot #1』に行ってきたよメモ

App Client Melting Pot #1「設計」 に行ってきました。そして年始の誓いに沿って登壇をと思い、今回は懇親会LTにいれた、のでしたが…! 各発表の感想 FiNCのクライアントアーキテクチャを揃える試み 昨日の発表資料アップロードしましたーFiNCのクライアン…

『設計の話をする前にすり合わせしたい言葉』という内容で登壇してきました。

App Client Melting Pot #1「設計」で話してきたメモです。 発表したスライド speakerdeck.com 設計する前にみんなで認識合わせよう、というスライド 伝えたかったこと 言葉の認識ズレが、チームの認識ズレになるので、言葉の統一は図るべきという話(ドメイ…

GoogleスライドでUnicode絵文字をきれいに出す場合はオフラインにする

実はオンラインだと出ないという話。 事象 作成時の状態でやるときれいに絵文字が出るが 編集時 プレゼンテーション状態になると出ない 解決策 オフラインにする ※おそらくインターネット接続状況が変化する契機っぽい 補足 ただしpdf書き出しはどうにもなら…

AmazonSNSのAndroidへの通知はGCMからFCMに移り変わる様子

AWS

Push通知にAmazonSNSを使っていて、GCMのエンドポイントに叩いている疑いがあったので不安だったが、それらの向け先は変わってくれそう、という話。 概要 AmazonSNSはスマートフォンのPush通知ができるが、選択項目が「GCM」と書かれている ただしGCM(Google…

多層アーキテクチャが生まれた利点を考える

資料集めついでの雑記です。 層の訳としてのTierとLayer 多層アーキテクチャ、層の部分が、Tier と Layer で書かれることが多い。 この2者の違いは物理的な層、例えばクライアントマシンと、サーバーマシンが異なる場合を Tier で表記し、ソフトウェアや概念…

AmazonSNSをPush通知で登場する言葉たちの関係性をまとめる

種類が多くて混乱するのでまとめる 登場する言葉 AmazonResourceName(arn)が存在する単位で記載する Application iOS(AppleのAPNs)、Android(GoogleCloudMessaging)などの粒度の配信先プラットフォームを指す。 EndPoint Applicationに対して、発行され…

チームメンバー同士の期待値を可視化する『ドラッカー風エクササイズ』をざっくりまとめる

「あの人ならコレぐらいやってほしいよね…」とか「あれ、こんなにやってくれなくてもいいのに」みたいな勝手な期待値から気持ちが萎えるのを防ぐために。(やってみたいがやったことはない) 「ドラッカー風エクササイズ」とは 書籍「アジャイルサムライ」に…

MySQLでデータは複製せず、テーブル構成だけを複製する場合、no-dataオプションでmysqldumpすると良い

既存のデータベースにRailsアプリケーションを導入すると、もともとmigrationがないからテスト用のschema作れないとかそういうことがあるので、そこらへんに対するアプローチ。 環境 $ mysql --version mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.24, for osx10.14 (x86_6…

Unity系の更新量がすごいブログ紹介

年始のゆっくり運転なので、畑違えど目指したいブログたちのご紹介です。 コガネブログ 平日ほぼ毎日更新、しかも下手すると1日に2記事とか出てくる。そしてスクリーンショットを交えてた丁寧な説明。業務時間に書いている感じするけどそれだとしてもすごい…

チームのスキルセットを可視化するスキルマップ/星取表についてざっくりまとめる

星取表でググると相撲の方しか出てこないのでまとめてみる 「スキルマップ」「星取表」とは チームメンバーのスキルを可視化するもの。 縦軸をチームで扱うスキル名、横軸をメンバー名で批評を作り、個人のスキルを3〜5段階程度でつける。 詳しい作り方は参…