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出典
アナリティクスでのウェブ セッションの算出方法 - アナリティクス ヘルプ
考え方のまとめ
大きく以下の5パターン
- 30分以上何もしない
- 日をまたぐ
- 参照サイトが変わる
- キャンペーンタグのクエリストリングが設定されたURLクリック
- Google広告の自動タグが設定された広告をクリックしてきた場合
30分以上何もしない
セッションはページを遷移したり、ページ内でアクションがされた場合に維持がされる。そのためデフォルトでは30分間何もしない場合はセッションが一回切れて、別のセッションとして扱われる。
GAのセッション維持の条件は何かしらのアクションなのでページ繊維以外にもイベント発火が認められれば継続される。
日をまたぐ
ユーザー A が 8 月 14 日の午後 11 時 50 分にウェブサイトにアクセスし、15 日の午前 0 時 10 分に離脱したとします。この場合は、8 月 14 日の午後 11 時 59 分 59 秒に最初のセッションが終了し、15 日の 午前 0 時に次のセッションが開始されます。1 日の終わりは、ビューのタイムゾーン設定を基準とします。 - アナリティクスでのウェブ セッションの算出方法 - アナリティクス ヘルプ
上記にあるように、アナリティクスのビューに設定たされたタイムゾーン準拠で、23:59を超えると、次のタイミングから別セッション扱いとなる。
参照サイトが変わる
別のドメインのサイトに一回遷移して戻ってくると別のセッションとして扱われる。ただし会員基盤が別のドメインのサイトの場合などは同一セッションとみなしたいシーンが出てくるので、そのような場合は除外設定ができる
キャンペーンタグのクエリストリングが設定されたURLクリック
utm_source
などutmから始まるクエリストリングのパラメータをつけたURLで遷移をすると、同一のサイト内の回遊だとしても別セッションとして開始される。
基本カスタムキャンペーン自体が、外部流入の調査を目的としたパラメータ値のため、このような仕様なのだと推察される
カスタム URL でキャンペーン データを収集する - アナリティクス ヘルプ
Google広告の自動タグが設定された広告をクリックしてきた場合
これもキャンペーンデータ収集用のクエリストリングと似た概念で、自動タグで設定される gclid
というクエリストリングが付与され、この値に変化があると別セッションとみなされる